■ 畳表は厳選した熊本産
よしや畳店では熊本県の産地問屋とお付き合いしていて熊本県産の上質な畳表を取り寄せております。最近では、熊本県の宮原町にある、い草農家さんとも直接やりとりしています。
よしや畳店では畳表をお選びいただく際に実際に現在取り寄せてある畳表を見本として持参いたします。
畳表の見比べ方は
- い草の長さで見る…
- い草は長ければ長いほど綺麗な部分だけをつかって畳表を織れます。
- 畳表の厚みで見る…
- 畳表は等級が上がるほど、い草をたくさん織り込み目が詰んで重くなっていきます。
- 畳表のブランド…
- 畳表の代表的なブランド“ひのみどり”のなかにも等級があります。
■ い草を使わない畳表
和紙を使用した特殊な素材で作られていてい草ではないものも発売しています。
基本となる畳表の緑色から綺麗に日焼けした畳表のようなベージュ、ピンクや紫色などたくさんのカラーバリエーションで楽しめます。デニム素材の畳表などもあります。
ただ畳の良い香りがしないのと、畳としての防湿効果などは期待できません。
■ 畳の性能や機能を左右する畳の芯材、畳床
もともと畳床というのは稲ワラを圧縮して作るワラ床が一般的だったのですが現在では建築構造の急激な洋風化のもと、気密性の上昇による通気性の大幅な減少がカビやダニの発生を促進してしまっているため、メンテナンスのしやすい建材床というものがとても増えてきました。なかには畳床に竹炭を使ったものやヒノキやヒバを使用した健康志向なものも登場してきています。