畳には湿度を調節する機能がある
畳は日本の気候・風土にもっとも適した優れた床材です。畳は1枚につき約500ccもの水分を吸収することができ空気が乾燥してくると自然に放湿して快適な環境を保ってくれます。これにはい草の構造に秘密があります。い草の中身はスポンジ状になっていて、これにより湿度の調整ができるのです。また、空気をたくさん含んでいるために熱を伝えにくく断熱性と保温性に優れていることから、夏は涼しく、冬には暖かい室温に調節してくれます。
畳は天然の空気清浄機
畳には大気汚染の元凶であり、人間の健康に悪い影響を与える二酸化窒素を吸着し、空気を浄化する作用があります。また、それと同時にマイナスイオンも放出しています。畳の独特の香りは嗅覚を刺激し、精神を安定させる効果(アロマテラピー効果)があると言われています。畳(イグサ)の匂いは、「干し草の香り」に泥染めの時に使う「染土」がブレンドされたものです。この香りには沈静効果があり、森林浴と同じ効果をもたらします。呼吸が深くなり、精神が安定するので心身共にリラックスできます。
ほどよい弾力性で安心・安全
畳はフローリングよりも硬くなく足腰に負担が少ない床材です。天然の柔らかさが室内における転倒事故の発生を防ぎ、厚みもあるので畳を敷く事により音や振動など害音を軽減してくれます。表面のい草には抗菌効果がありハイハイ時期の赤ちゃんにも畳はオススメです。