畳のカビ予防対策について

畳は非常にたくさんの湿気(水分)を蓄えることができ、自ら湿気を吸収・放出できる優秀な床材です。
ですが、近年の建築構造では気密性が高すぎて畳が湿気を吸収する一方になってしまい放出することができない環境になってきています。この状態が続くとカビが生えたりダニが寄生しやすくなってしまいます。

対策として最もしなければならないのは、ずばり“換気”です。
最近は共働きで家を締めっきりにしてしまっている家庭が多いと思います。そういう場合は特に気を 付けてください。晴れの日には和室の窓を開け、風の通り道を作る様に玄関やその他の窓なども同時に開けてみて ください。これだけでもかなりの予防効果があります。梅雨時期や雨の日などは除湿機やエアコンの除湿機能を利用して湿気を取るといいでしょう。
時間を見つけてこまめに掃き掃除や掃除機がけをするように心掛ければカビの発生はほとんど無くなるでしょう。