広島で希少な備後表の産地を見てきました。

11月22日 広島県福山市

昔、畳表といえば広島、岡山の備後表がメジャーでした。
自分が畳職人になるころにはすでに産地は八代の肥後表がメインとなっていましたので、備後産地のことは話に聞く程度。

何事も聞いた話では説得力がないので直接見てみたいといつも思ってたところ、商工会青年部の行事で広島に行けることとなり、すぐに段取りをして青年部とは別行動で福山市の方まで足を運んで畳の勉強をしてきました。

現地では、備後表継承会 佐野商店 佐野社長に案内して頂きました。

手織り中継ぎ表の織り師 来山さん

文化財に使用するい草田の持ち主 廣川さん

い草と藁で編んだ円座や虚無僧笠などを作る 佐藤さん

福山大学建築学科でい草を研究している 佐藤先生と生徒さん

急な訪問にも快く対応してくださって助かりました。
ありがとうございました。

やっぱり初めて見聞きすることばかりでわくわく続きでしたね。新しい知識は大好物です。
一度足を運んだだけでは纏めきれないので熊本八代と同じように定期的に行きたくなりました。