今年も畳表の材料になるい草の刈取りシーズン到来。
コロナ対策万全で八代へ行ってきました。
自分が伺った時は最後の日だけ雨に降られましたが天気に恵まれて精力的にお手伝いや今年のい草の出来具合の確認ができたと思います。
い草生産農家上本さんのところではハーベスター(い草の刈取り機)を使っての収穫作業。
一昨年お世話になった吉田さんのところにはご挨拶がてら今年の出来を教えてもらいに伺いました。
田島さんには周辺のい草田に同行してもらいいろいろな農家さんのい草を見学させていただきました。
翌日朝は大雨の中、仲良くさせて頂いている天津さんのところでシステム式の泥染→乾燥機の一連の作業を体験できました。
今年はここ八代に研修やお手伝いの畳屋さんがほとんど来ていないので農家さんたちは皆寂しがっていました。このコロナ禍ではしょうがないことですが活気がないように感じられているみたいでしたね。
それでも今年度のい草は質良し、長さ良し、収量良しの稀にみる良作年になりそうな感じです。
現地に行って直接見て触っているので情報を聞いているだけでは感じられない期待感がすごいありますね。
10月には品評会が例年あるので農林水産大臣賞をめぐって今年もレベルの高い激戦になるのではないかと楽しみでなりません。
刈取りは長丁場。まだ始まったばかり。い草生産農家の皆さん、体調崩されません様お体ご自愛ください。