今年に入り2件お客様からのお電話で、お問合せフォームからのメールが届かない事例があることが解りました。
しっかり受け取れるお問合せメールもあり原因がわかりません。
携帯でも受け取れるようにしてありますので毎日チェックはしております。
もし2日たっても返信がない時にはお手数ですが電話連絡頂くか、
yoshiyatatami0899@gmail.com
まで直接メール頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
よしや畳店6代目 吉谷 和眞
今年に入り2件お客様からのお電話で、お問合せフォームからのメールが届かない事例があることが解りました。
しっかり受け取れるお問合せメールもあり原因がわかりません。
携帯でも受け取れるようにしてありますので毎日チェックはしております。
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宜しくお願い致します。
よしや畳店6代目 吉谷 和眞
コロナ禍2年目の品評会。
昨年は来場客は疎らで少し寂しい会場の雰囲気でしたが、今年は少し人が増えた気がしました。
八代でよく一緒になる全国の畳屋さんたちの顔ぶれは変わりませんが、まだコロナへの警戒心があるのでしょうがないでしょう。
来年は前日の八代花火大会や当日のい草の里祭りも開催して賑わうのではないでしょうか。
今年度のルールで農家の名前を伏せることにプラスして品種も伏せられました。
そのなかで農林水産大臣賞は生産者:松田さんの品種『ひのかるか』。
今年の気候や天候には『ひのはるか』にとって最良だったということだと思います。
毎年伺っていますがどんどん若い生産者が芽を出して上位に来るようになってきています。
名人クラスの生産者に積極的に相談に行っているようで素晴らしいことだと思います。
生産者全体ではかなり減少していますがより良いい草作りに情熱を燃やす生産者さん達がたくさんいます。
自分が出来る限りの応援を今後も続けていきたいと思います。
昨年10月以来、半年ぶりに熊本八代へ出張してきました。
前もって羽田空港でPSR検査と抗原検査を受け陰性証明書をしっかりもらってからのフライト。
今回も数件の農家さん問屋さんを回って情報交換。
どの農家さんでもおっしゃっていたのは、今年のい草は長さが拳1~2個分短く収量も1~2割減。
長さがない分畳表の中になる部分はしっかりしているい草なので、品質はだいぶ良い畳表になりそうだということ。
江戸間は京間よりも狭いので江戸間用の畳表はより良い品物が織られてきそうな感じではあります。
今年は天候不順でい草作りにはとても難しい年になったみたいですね。
いろいろな地域の農家さんとお話することができたのでとても勉強になりました。
あとは新草が織られる9月10月にどういった品物が出てくるか。品評会は昨年も開催されたので今年も期待しています。
(畑野さん)
(坂本くん)
(赤星さん)
16年前初めてお世話になった農家さん(鉄島さん)
写真はありませんがあと4件の農家さんと3件の問屋さんへ今回は伺わせていただきました。
快く受け入れていただきありがとうございました。
熊本県でしか栽培してはいけない品種「ひのみどり」の育成者権(平成15年12月10日〜令和3年6月26日迄)が終了するため、6月27日以降、中国産ひのみどりの輸入規制がなくなります。
これに伴い、中国産ひのみどりとの区別化と偽装防止のため、令和3年産の畳表より「くまモン」入りの新しいQRコード付きタグが導入されます。(従来の「たぁみQRタグ」は令和3年12月までに使い切るように指導されています)
新しいQRタグ
今までのQRタグ
農家さんによってはたぁみQRタグをたくさん持ってらっしゃる方も見受けられるので当面はどちらのQRタグも存在することになりそうですね。
当店も畳表は品質が一番良くなる寒の頃に大量に仕入れて湿度管理しながら2階の暗室で保管しますので、令和4年になってもしばらくは今までのQRタグの畳表を使用することになりますね。
340件まで減ってしまった農家さんですがいまだにQRタグをつけない農家さんも存在してます。
そこのところの意識の共有と畳店側の周知徹底を急いでいかなければならないと思っています。
この長い梅雨で畳表がカビてしまったお客様がとても多いです。
まったく晴れ間がなくじとじととした天気が続いたのが原因ですが、本当に湿度高すぎます。
ここ2,3年に畳表を新しくされた方は要注意です。
畳表が青いうちはい草の働きも活発で栄養もたくさんある為カビやすいです。
カビの3要素「湿度」「温度」「栄養」を注意しながらカビの抑制をしていかなければなりません。
湿度70%以下に、気温25℃以下に、ホコリの除去
は必ず気を付けて意識していてください。
対策としては、
・エアコンで温度や湿度をさげる。
・換気をして淀みをなくす。(ほとんどのエアコンでは換気ができません)
・掃除機などでお掃除を心がける。(これが一番大事だと自分は思います。)
もしカビてしまった場合には、
換気をしてからエアコンで除湿、カビているお部屋をなるべく乾燥させてください。
その後、畳の目に沿って掃除機をかけ乾いた布で拭き取ります。
消毒用のエタノールなどをつかって除菌をし、また除湿しましょう。
カビの匂いが残ることも多いですが除湿→掃除→除菌を繰り返せば少しずつ少なくなっていくことが多いです。
どうしようもなくなった場合にはご連絡ください。
現調して良い対策を一緒に考えましょう。たとえば、
・畳を熱風で殺菌乾燥する機械がありますので一度預からせていただいて乾燥除菌防カビをしてから納品いたします。1枚2000円(税別)
・畳表を裏返して上下除菌防カビをして納品します。裏返し3500円(税別)
最終手段、また表替えをすることにしたお客様もいらっしゃいます。
あと少しじとじとが続いたあとは猛暑がやってくることでしょう。湿度も相変わらず高めが続くと思われますので、できる限りの対策をお客様皆さまにお願いしたいと思います。
今年も畳表の材料になるい草の刈取りシーズン到来。
コロナ対策万全で八代へ行ってきました。
自分が伺った時は最後の日だけ雨に降られましたが天気に恵まれて精力的にお手伝いや今年のい草の出来具合の確認ができたと思います。
い草生産農家上本さんのところではハーベスター(い草の刈取り機)を使っての収穫作業。
一昨年お世話になった吉田さんのところにはご挨拶がてら今年の出来を教えてもらいに伺いました。
田島さんには周辺のい草田に同行してもらいいろいろな農家さんのい草を見学させていただきました。
翌日朝は大雨の中、仲良くさせて頂いている天津さんのところでシステム式の泥染→乾燥機の一連の作業を体験できました。
今年はここ八代に研修やお手伝いの畳屋さんがほとんど来ていないので農家さんたちは皆寂しがっていました。このコロナ禍ではしょうがないことですが活気がないように感じられているみたいでしたね。
それでも今年度のい草は質良し、長さ良し、収量良しの稀にみる良作年になりそうな感じです。
現地に行って直接見て触っているので情報を聞いているだけでは感じられない期待感がすごいありますね。
10月には品評会が例年あるので農林水産大臣賞をめぐって今年もレベルの高い激戦になるのではないかと楽しみでなりません。
刈取りは長丁場。まだ始まったばかり。い草生産農家の皆さん、体調崩されません様お体ご自愛ください。
産地より熊本県産畳表応援店の認定書が届きました。
畳表最後の産地になるであろう熊本県八代市。そこで頑張ってイ草の生産、畳表の製織をされている農家さんたちがいなければ我々はお客様に天然い草の畳を提供することができなくなります。
生産者数の減少に歯止めがかからず、加速さえしているように感じている現状。黙って見ているだけでは本当に近い将来天然い草の畳表は一般向けではなくなってしまい、伝統工芸品や文化財用になってしまうのではないでしょうか。
自分は天然い草の畳表大好きです。い草生産農家さんも大好きです。
産地でい業に携わって下さっている卸の問屋さんたちも良い方ばかり。
自分が楽しくお仕事できているのも産地とお客様あってこそ。
熊本は火の国。くまもと畳表の火を絶やさぬように自分たち畳店も一生懸命PRし続けていきたいと思います。