※ご注意ください!!今年はカビの被害がとても多くなっています※

この長い梅雨で畳表がカビてしまったお客様がとても多いです。

まったく晴れ間がなくじとじととした天気が続いたのが原因ですが、本当に湿度高すぎます。

 

ここ2,3年に畳表を新しくされた方は要注意です。

畳表が青いうちはい草の働きも活発で栄養もたくさんある為カビやすいです。

カビの3要素「湿度」「温度」「栄養」を注意しながらカビの抑制をしていかなければなりません。

湿度70%以下に、気温25℃以下に、ホコリの除去

は必ず気を付けて意識していてください。

 

対策としては、

・エアコンで温度や湿度をさげる。

・換気をして淀みをなくす。(ほとんどのエアコンでは換気ができません)

・掃除機などでお掃除を心がける。(これが一番大事だと自分は思います。)

 

もしカビてしまった場合には、

換気をしてからエアコンで除湿、カビているお部屋をなるべく乾燥させてください。

その後、畳の目に沿って掃除機をかけ乾いた布で拭き取ります。

消毒用のエタノールなどをつかって除菌をし、また除湿しましょう。

カビの匂いが残ることも多いですが除湿→掃除→除菌を繰り返せば少しずつ少なくなっていくことが多いです。

 

どうしようもなくなった場合にはご連絡ください。

現調して良い対策を一緒に考えましょう。たとえば、

・畳を熱風で殺菌乾燥する機械がありますので一度預からせていただいて乾燥除菌防カビをしてから納品いたします。1枚2000円(税別)

・畳表を裏返して上下除菌防カビをして納品します。裏返し3500円(税別)

 

最終手段、また表替えをすることにしたお客様もいらっしゃいます。

 

あと少しじとじとが続いたあとは猛暑がやってくることでしょう。湿度も相変わらず高めが続くと思われますので、できる限りの対策をお客様皆さまにお願いしたいと思います。

令和2年産 い草の刈り取りのお手伝いへ行ってきました。

今年も畳表の材料になるい草の刈取りシーズン到来。

コロナ対策万全で八代へ行ってきました。

 

 

自分が伺った時は最後の日だけ雨に降られましたが天気に恵まれて精力的にお手伝いや今年のい草の出来具合の確認ができたと思います。

 

い草生産農家上本さんのところではハーベスター(い草の刈取り機)を使っての収穫作業。

 

 

一昨年お世話になった吉田さんのところにはご挨拶がてら今年の出来を教えてもらいに伺いました。

 

 

田島さんには周辺のい草田に同行してもらいいろいろな農家さんのい草を見学させていただきました。

 

 

翌日朝は大雨の中、仲良くさせて頂いている天津さんのところでシステム式の泥染→乾燥機の一連の作業を体験できました。

 

 

今年はここ八代に研修やお手伝いの畳屋さんがほとんど来ていないので農家さんたちは皆寂しがっていました。このコロナ禍ではしょうがないことですが活気がないように感じられているみたいでしたね。

それでも今年度のい草は質良し、長さ良し、収量良しの稀にみる良作年になりそうな感じです。

現地に行って直接見て触っているので情報を聞いているだけでは感じられない期待感がすごいありますね。

10月には品評会が例年あるので農林水産大臣賞をめぐって今年もレベルの高い激戦になるのではないかと楽しみでなりません。

刈取りは長丁場。まだ始まったばかり。い草生産農家の皆さん、体調崩されません様お体ご自愛ください。

熊本県産畳表応援店の認定書が届きました。

産地より熊本県産畳表応援店の認定書が届きました。

畳表最後の産地になるであろう熊本県八代市。そこで頑張ってイ草の生産、畳表の製織をされている農家さんたちがいなければ我々はお客様に天然い草の畳を提供することができなくなります。

生産者数の減少に歯止めがかからず、加速さえしているように感じている現状。黙って見ているだけでは本当に近い将来天然い草の畳表は一般向けではなくなってしまい、伝統工芸品や文化財用になってしまうのではないでしょうか。

自分は天然い草の畳表大好きです。い草生産農家さんも大好きです。

産地でい業に携わって下さっている卸の問屋さんたちも良い方ばかり。

自分が楽しくお仕事できているのも産地とお客様あってこそ。

熊本は火の国。くまもと畳表の火を絶やさぬように自分たち畳店も一生懸命PRし続けていきたいと思います。

求評会の翌日は畳屋さん見学と畳表の仕入れです。

熊本県内で大きくやられている畳屋さん、一畳屋さんにお時間いただき見学させて頂きました。
テレビやラジオのCMなどもやられていてイベントなども頻繁に行っているみたいです。
会長からあとを継いだ4姉弟で頑張っているのもびっくりしました。



畳に対する熱さが凄くこだわりを強く持ってお仕事されているなと感じましたね。
畳屋の規模は全然ちがいますが自分ももっと頑張らなくてはと思いました。また伺わせてもらいたい畳屋さんでした。

八代に戻りお付き合いのある卸問屋さんを5件まわって今年の晩秋までの畳表を直接見て仕入れました。
江戸間の最高級品ひのさらさから並品の糸引までを数点購入。
寒の時期は品質が良いものが沢山出品されます。この時期の畳表で湿度管理しながら一年寝かして青みを落ち着かせた畳表は綺麗ですよ。

さっそく最高級品ひのさらさを使って畳の表替です。生産農家さんは早川猛さん。
本当に素晴らしい商品。このクラスはめったに出ませんがやっぱり存在感が違いますね。本当におすすめしたい畳表です。

若手生産者主催の求評会へ行ってきました。

今回の産地研修は若手生産農家さんの初めての試みを見てみたかったのでこの日に合わせて熊本八代へ。
畳屋や卸問屋さんから農家さんへ勉強のお願いをするのが一般的ですが、今回の声掛けは農家さんの方から。
まだ若い後継者のい草農家さん達が主で自分達の製品を沢山の人に見てもらいそれを直接評価してもらうことで今後の畳表製織などに繋げていきたいという考え。
まだ代替わりしていない方も多く自分の価値観を表現できなくもどかしい思いをしている農家さんや家に帰ってきたばかりで一からのスタートの農家さん、ある程度場数を踏んでいて名前も知られているが自分をより上にあげたい為に参加した農家さん。
皆それぞれの悩みや不安があって、でも畳屋さんになにを聞いてみればよいのかわからない。
自分たちも畳屋側から製織の技術的な部分はアドバイスできないのでどうすれば農家さん達の気持ちをプラスにもっていけるか?農家さんとお話していて難しかったですね。


業界全体で盛り上げていかないと本当にあと数年でい草農家さん達がいなくなってしまいます。
この若手生産者さん達は皆い草作りで食べていきたいという熱い思いがあります。
自分も今年で40歳。でも畳業界では若手な方。
業界の未来を明るくできる産地との付き合い方をしていきたいですね。
来年もまた開催したいとおっしゃっていたのでできる限り参加したいイベントになりそうです。

品評会の翌日に農家さんで勉強です。


無染土で畳表を織っている上本さんにお願いして一般的な畳表との違いを教えて頂きました。
染土で化粧をしている畳表よりも刈り取り乾燥段階から織るまでの大変さが良く解りました。


橋口さんの田んぼでは11月に植える苗の様子と状態などをお聞きできました。

岩井さんには初めてお伺いさせて頂きました。綺麗な畳表を織る農家さんです。

農家さん達にはいつも仕事の手を止めて対応していただきありがたいかぎりです。
またお伺いします。

2019年度い草い製品品評会へ行ってきました。


今年も見学してきました。その年の一番を決める大会。各農家さんがこの為に選別をし特別な6枚を織っています。

いつ来ても素晴らしい畳表ばかりで勉強になりますね。良い品物をお客様に紹介するには沢山良い品物を見て勉強しなければ本当の良さを伝えることはできないと思っています。日々勉強です。

極東産機株式会社様 JCS研究会in名古屋

いつも畳製造機械でお世話になっている極東産機株式会社様の勉強会に参加してきました。

年に一度全国でがんばっておられる畳店さんたちと勉強しながら交流できる大事な勉強会。
遠方でなかなか会えない畳店さんとも会って楽しく情報交換できました。

今年の会場は名古屋ということで名古屋城を見学。

敷きこまれていた畳の数がものすごい。
全て紋縁、板入れ、畳表も良い表がついていました。

これを施工した畳職人さん達はほんと大変だったとは思いますがこんな仕事に携われて羨ましいですね。

この梅雨の時期、お部屋の畳は沢山の湿気を吸収しています。換気と除湿をお願いします。
梅雨が明けて暑くなってからしばらくすると湿度の多い畳はカビの心配がでてくるからです。
空気中の湿度が高いのでカラッとしている日に窓を開けての換気にプラスしてエアコンや除湿機などでの除湿をおすすめしています。

刈り取り間近。イ草農家さんを訪問してきました。

畳サミットで八代まできているのでライフワークの農家さん問屋さん訪問をしてきました。
いつもお世話になっている天津さん。
倅さんと最初に刈り取る予定の田んぼでイ草の出来具合や目標などを聞いてきました。

品評会で農林水産大臣賞最多4回の橋口さん。
早いところは6月中ごろから刈り取りを始めるのですが、橋口さんは7月の七夕前後からみたいですね。

農家さんによって考え方は様々。昨年のイ草が良質なだけに今年はどうなるか。
暑さで先が赤くなってしまっているイ草が多い印象。
雨が降らないので伸び具合がいまいち。
でも農家さんの腕でまだまだ挽回できると言っていましたね。
早くも10月の品評会が楽しみになってきました。

個人でやっている問屋さんのところで素晴らしい表に出合いました。
二年前に事情があって生産を辞められた農家さんなのですが、イ草を買って織った表になります。
新しい品種の涼風の一番草。一本一本が涼風の標準よりも細くひのみどりの最上級品とも引けをとらない織りに仕上がっていました。
産地に行くとこういうワクワクするものと出会えるのも楽しみのひとつです。

九州畳サミット2019に参加してきました。

昨年から始まった九州畳サミット。場所はイ草の産地熊本県八代市。
6月1日をいぐさの日として皆で勉強し今後の畳の可能性を熱く議論する事でより一層畳の魅力を伝え後世に繋いでいこうとしている場です。

昨年は他の行事と重なり参加できなかったので、今回は出席できた良かったです。
参加者はざっと200名。イ草農家さん、問屋さん、畳屋さん、建築士さんや機械メーカーさんなど沢山の方が来られていました。

理学療法士の先生の講演では赤ちゃんの成長発達の過程での畳でハイハイの重要性をもう一度再確認できました。
イ草の質感が手足の指先の感覚を鍛えてくれます。畳は程よい弾力性があるのでフロアーに比べて怪我もしにくいですし子育てにはもってこいの床材です。

最近はワークッショップや畳小物などで畳の魅力を発信して成功している畳屋さんも沢山います。
静岡県の畳屋さんが講師としてお話してくださいました。
やっぱり小物作りなど体験すると記憶に残りやすいですよね。みんな笑顔になれるのも良いです。

その他にも、熊本県の畳屋さんが業界の問題点やお客様との良い関係の築き方などを講演したり、建築士の講師の方が最近の流行りの住宅建築を紹介してやっぱりなと思ったり。そこにどうやって畳を使うかを考えさせられたり。

たたみ × 〇〇〇

畳と何かを掛け合わせたときのすばらしい化学反応を見つけ出すワクワク。
とても楽しい勉強会であっという間でした。
今年また加速してしまったイ草生産農家さんの減少。自分には若い生産者の友達もいます。
自分のできることは全力でやっていきます。それが産地の力になるように。